高齢化社会の加速によって、介護事業に特化したベンチャー企業の数は年々増えています。一般的に、ベンチャー企業は、従来の介護施設やデイサービス事業所とは異なり、実力主義の評価制度を導入しているところがほとんどです。そのため、就職に際しては、自分の経験や能力に見合った収入を稼ぎやすいといった魅力があります。
たとえば、業績が急成長している介護系ベンチャー企業の中には、実力があれば、20代や30代でも高収入を得られるところが少なくありません。また、社内の重要なプロジェクトにも携わることができ、やりがいも感じられます。
ただし、その一方で、様々なサービスを手掛けるベンチャー企業では、配属先によっては十分に自分のスキルやキャリアを生かすことができなかったり、日々の仕事内容に興味を持てなかったりするというリスクもあります。また、将来に繋がらない仕事を任されてしまい、キャリアアップのチャンスを逃してしまうこともあるようです。ですから、ベンチャー企業に就職をする場合は、どのような仕事に取り組めるのかを、担当者に質問をすることがポイントです。
介護事業に力を入れているベンチャー企業の中には、採用後の研修内容を充実させることで、社会経験がない新卒者や第二新卒者の他、初めて介護業界で働く再就職者も背曲的に受け入れているところがあります。ですから、ベンチャー企業が一同に介する転職フェアなどに参加したり、転職エージェントを活用したりして、自分に合う会社を見極めることが肝心です。